世界的に一部職種の人材不足がなかなか解消されない。鍵を握りそうなのは、学位よりもスキル優先のアプローチの考え方だ。

日本の雇用形態は伝統的に、終身雇用を前提とした新卒一斉採用だ。専門性やスキルはあまり問われず、雇用された後にトレーニングを受けて配置転換しながらスキルや知識をつけてもらうというものだ。だが、終身雇用モデルが揺らぎつつあり、政府も勤続20年での退職課税優遇など退職金制度の見直しを進めている。

学歴ではなくスキルと能力

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