セイコーエプソンは7月6日、バンダイが子供向けに発売する運動用スマートシューズ「DIGICALIZED」(デジカライズ)向けのSDKのライセンス提供を発表した。

7月15日発売の「DIGICALIZED」は、ゲーム性をもたせることで、飽きることなく子供たちの運動不足を解消させることを狙い東京大学名誉教授 深代千之氏が監修、関係各社が協力して企画・開発を行っている。シューズとセンサーユニットから成る体感型スマートシューズでシューズ下のセンサーポケットに専用センサユニットを入れることでエンターテインメント性のあるアプリと連携した運動を可能にする。専用アプリはすでに無料配信されている。

センシングアルゴリズムを提供するセイコーエプソンは、「DIGICALIZED」専用アプリケーション開発向けに「M-Tracer for Motion SDK」のライセンス提供を発表。同社のモーションセンシング技術M-TracerのSDKをアプリケーションに組み込むことでウォーキング、ランニング、ジャンプ(方向/高さ)、足の動き(キック、スイング、回転)などを判定、解析できるようになる。

  • 「M-Tracer for Motion SDK」の概要(同社資料より)

    「M-Tracer for Motion SDK」の概要(同社資料より)