AIブームは雇用にも影響を与えているようだ。米国のソフトウェアエンジニアの中には、次に身につけるべきスキルとしてAIに関心が高まっているという。米国のIT企業に勤めるエンジニアといえば、高い報酬、クールなオフィスや社食で知られる。
しかし、シリコンバレーを中心にここ1年を中心に吹き荒れている解雇の嵐を受けて、エンジニアの立場も変わりつつあるようだ。AIスタートアップ、NonprofitsHQの設立者、Zac Brown氏(28歳)は昨年、求職活動中に履歴書にこれまで自分が取り組んだAIについて書いていなかった。それまでなら、経験のあるソフトウェアエンジニアというだけで引くてあまただったが、潮目が変わったことを感じたという。