RPAテクノロジーズは7月4日、Windows 11に対応し、DAロボットなど他ツールとの連携機能等の強化を行ったRPAツール「BizRobo!」シリーズの最新版Ver11.4をリリースした。

今回のバージョンアップでは新たにWindows 11に対応した他、20を超える機能追加と作業をよりシームレスに行う機能改善処理が行われた。DA(Desktop Automation)ロボットでは、ループ処理が改善され1件ずつ設定する必要があったメールやフォルダ内のファイルに対する繰り返し処理において、他の関連ステップと併用できるようになっている。ブラウザエンジンもアップグレードされ、新バージョンのJavaScript利用のWebサイトでも利用可能となった。他のツールやWebサービスとの連携機能も強化、複数のWebサービスを連携して動作させるOAuthを利用する場合、今まで処理を行う毎にユーザーを指定する必要があったが、OAuthトークンを設定することで不要になっている。

  • OAuthトークン設定(同社資料より)

    OAuthトークン設定(同社資料より)

今年3月にはBoxと連携するConnector「BizRobo! for Box」をリリースしているが、SaaSサービスなどとの連携処理を自動化するConnectorのラインナップの拡充も行い、ロボットシェアリングサービス「ROBOT-HUB」で順次公開される。