大阪ガスは7月3日、独自の気象予測関連技術を活用した電力需要や発電量を予測する有償サービスの開始を発表した。

  • サービスの提供体制

1日から開始したサービスは、100%子会社の関西ビジネスインフォメーションが提案や販売を行うもので独自の気象予測技術とAIを組み合わせ、電力需要、太陽光、火力発電量の予測データを有償で販売する。

大阪ガスでは2008年より気象予測研究を開始、2013年から自社のエネルギービジネスにおいて活用しAIによる精度向上を図っているが、今回独自の気象予測関連技術を活用した初の有償サービスとしてローンチしている。すでに複数の大手エネルギー企業との契約を締結しており、鉄道や農業、建設工事分野などに独自の気象予測関連技術を活用したサービスの開発も進めている。AIやDX、カーボンニュートラルやメタネーションなど挑戦を広げる同グループは2018年にグループの名称をDaigas(ダイガス)へと刷新、その記録はグループの情報発信サイトDaigas STUDIOに掲載している。