PCメーカーのVAIOは7月3日、長野県安曇野市の本社および本社工場で使用するすべての電力を、実質的に100%再生可能エネルギー化すると発表した。安曇野の水力発電所で発電された電気を活用する。

  • 長野県安曇野市のVAIO本社・工場外観

    長野県安曇野市のVAIO本社・工場外観

国内で販売するすべての同社製のPCは本社工場で専任の技術者が一台ずつ仕上げを行い、 約50項目にもおよぶ品質チェックを行っている。その過程で使用する電力も実質的に100%再生可能エネルギーになるという。

VAIOは環境経営方針の1つとして、働きやすい環境の整備、エネルギー使用の合理化を行い、2030年度にCO2排出量を2018年度比で50%削減することを掲げており、この度の取り組みもその方針に則って実施している。事業活動やモノ作りにおいて環境負荷低減を図り、持続可能な社会づくりへつなげていく考えだ。