NTT東日本 埼玉支店は6月26日、2022年8月22日に白岡市と締結した「多分野連携に関する協定」に基づき、行政運営の効率化および自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた、市役所庁内業務での生成AIの活用検討を共同で実施していくことを発表した。
同取り組みは、庁内業務の多種多様な事務処理や市民対応など、職員の働き方の効率化を進める白岡市が、「多分野連携に関する協定」を締結するNTT東日本と連携し、庁内の業務において生成AIの活用が可能かなど、利点や課題も含めた検討を行うもの。白岡市役所のすべての部署から選任されたDX推進委員とNTT東日本が協力して行政事務の効率化が可能な分野を検討していく。
まずは、生成AIの仕組みを学んだ上で、その特徴やリスクを踏まえながら、庁内の各課の業務に照らし合わせ、チームメンバーとディスカッションを行うなど、グループ単位に検討テーマを設けたワークショップ形式で検討会を行い、活用方法を検討する。
その際、NTT東日本は講師役を務め、生成AIの技術的な特徴、リスクなどについてDX推進委員メンバーに教示し、共に考えていくという。