金融系システム開発、プラットフォーム構築からビジネスソリューションを手がけるニーズウェルは6月22日、システムの品質試験と管理を行う「品質テストサービス」を開始したことを発表した。
同社では、旧世代の金融系システムを現行システムへ移行する「マイグレーション開発」事業を展開、本年5月には汎用COBOLをオープン系COBOLへ移行する金融系システムのマイグレーション案件を受注するなど長崎開発センターを中心に営業に力を入れているが、今回、それらの知見を活かしたマイグレーション開発に加えて、移転したシステムの品質試験と品質管理を行う「品質テストサービス」を追加し、システムの移転を一気通貫でサポートできる体制を整える。品質テストサービスはシステム運用に関わる「運用テスト支援」、システムの機能や性能が仕様通りか確認する「総合試験」を第三者検証として実行。需要が拡大しているという「マイグレーションテスト」では、新システムと旧システムを比較し同様の動作が正しく行われているかを保証すべく専用テストツールを活用した自動・効率化された品質試験で開発エンジニアを支援する。