グレープシティは、JavaScript開発用ライブラリ「SpreadJS(スプレッドJS)」において、Excel互換機能を強化した最新バージョン「V16.1J」を7月5日にリリースすることを発表した。

「SpreadJS」(公式Webサイト)

「SpreadJS」(公式Webサイト)

「V16.1J」では、「シート保護のパスワード設定」「複合チャート」などのExcel互換機能の強化が行われている。「シート保護のパスワード設定」機能では、ワークシートをパスワードで保護しシート上で詳細なユーザー利用許可設定をすることが可能になり、「複合チャート」では、データ範囲内における現在位置を表現する「ゲージチャート」が表示できる。他、セルへの入力も、ID番号、電話番号、郵便番号、メールアドレス、日付などのパターンを正規表現で定義できるマスク入力、セルの値がゼロ(0)値の場合に表示する値の設定が行えるようになっている。

  • シート保護のパスワード設定(同社資料より)

    シート保護のパスワード設定(同社資料より)

  • 「複合チャート」の「ゲージチャート」表示(同社資料より)

    「複合チャート」の「ゲージチャート」表示(同社資料より)

「SpreadJS」は、パッケージされたコンポーネントを活用し、JavaScriptでMicrosoft ExcelライクなUIを持つWebアプリケーションを開発できるライブラリパッケージでTypeScriptでの開発、Angular、React、Vue.jsなど主要なJavaScriptフレームワークに対応している。1年定額制のサブスクリプション方式での提供となり、初回費用が1開発ライセンスにつき税込165,000円、1配布ライセンス(1ドメイン)につき税込660,000円。