Go teamは現地時間6月21日、プログラミング言語Goの最新版Release Candidate(リリース候補)となるGo 1.21RCの公開を公式ブログで発表した。各OS対応のインストーラーはGo公式Webサイトからダウンロードできる。
RC版は大きな問題がなければ変更される箇所が少ないリリース候補版で、各ワークロードでの試験運用を経て8月に予定されるファイナルリリースへと向かう。1.20でプレビュー搭載されたPGO(Profile-guided optimization)がGA(generally available)に到達しており、default.pgoファイルによる最適化でプログラムのパフォーマンスが向上。ホストアーキテクチャにより異なるがGoプログラムの2-4%の高速化が見込まれる。組み込み関数(The built-in functions)に引数の最大値、最小値を返すmin/maxやパッケージにslicesやmaps、ログを取り扱うlog/slogなども加わる。ほか、詳細はリリースノートに掲載してある。