ファミリーマートは6月20日、5月よりファミリーマート社員を対象にシステム開発およびデータ活用領域における人財育成を推進しており、今後3年間で約100名以上のITデジタル人財を育成すると発表した。
社員の業務効率化・生産性向上を目的として、希望する全社員を対象に統計知識を活用したデータ分析などの「リスキリング」支援も実施する。
1つ目の施策は、各本部のITデジタル分野において、システム部門と連携しながらプロジェクトを進行して業務改革を推進するため、自部門業務に加えシステム開発に関する知識を有する人財を育成するもの。本社社員6名を対象に、要件定義やシステム化企画などシステム開発の基本業務をOJT含め1年間実施する。
2つ目の施策は、社内に蓄積されたデータを活用して担当領域に応用できる高度なITデジタル人財を育成することで、各部門におけるDXの推進につなげるためもの。既存業務においてデータ分析に従事している社員約20名を対象に、計3回トレーニングを行う。
3つ目の施策として、受講希望をする社員約1,200人に対し、統計知識を活用したデータ分析など10項目のEラーニングを実施する。