Intel(インテル)とドイツ連邦政府は6月19日、Intelが独ザクセン=アンハルト州の州都マクデブルクに計画している最先端ウェハ工場(ファブ)建設に関する修正趣意書に署名したことを発表した。

同契約にはIntelの同ファブに対する投資拡大が盛り込まれており、2つのファブに対し、独政府からの支援を含め最大300億ユーロ以上の投資が行われる予定だという。

欧州員会のインセンティブパッケージの承認後、1つ目のファブが4~5年以内に稼働を開始する予定で、Intelでは当初の想定よりも微細なオングストローム世代のプロセスを導入する予定で、自社製品のみならず、IFS(Intel Foundry Service)の顧客にも生産能力が提供される予定だという。

  • 独マクデブルクのIntelファブの初期イメージ

    独マクデブルクのIntelファブの初期イメージ (出所:Intel)