NTT東日本は6月16日、「ひかりクラウド電話」の新たなラインアップとして、電話営業や顧客対応を可視化する音声解析AI電話サービス「MiiTel」とひかりクラウド電話を接続する「ひかりクラウド電話for MiiTel」の提供を開始した。

今回のサービス提供により、これまで主要都市で利用可能だった「MiiTel」の固定電話(0AB-J番号)の発信・着信が、東日本エリア全域で利用可能になった。

「ひかりクラウド電話」は、手持ちのPCやスマートフォンに専用アプリを入れることで、場所を問わず発着信ができるサービス。同サービスを利用すれば、テレワーク中でも、外出先でも、PCやスマートフォンからオフィスの固定電話番号で発着信が可能になる。

「ひかりクラウド電話 for MiiTel」は、AIにより電話営業や顧客対応を可視化するサービス。同サービスは全ての電話を自動録音・文字起こし機能で記録できるため、電話内容の記録や引継ぎ等、情報の抜け漏れを防ぐことが可能。さらに、顧客システムと連携することで電話内容の入力作業・共有の効率化も実現する。

ダッシュボード機能を活用することで、チーム全体の統計分析や個人の傾向を比較分析できる。また、オペレーター自身が、AI音声解析によるスコア分析を活用し、受注時と失注時の通話履歴を比較するなど、セルフコーチングのツールとして利用することもでき、インサイドセールスやコンタクトセンターでの生産性向上を実現するという。