フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は6月16日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|三菱UFJ銀行をかたるフィッシング (2023/06/16)」において、三菱UFJ銀行を騙るフィッシングの報告を受けていると伝えた。
メールの件名としては、以下が確認されており注意が必要(下記以外の件名が使われている可能性もある)。
- 【重要】三菱UFJ銀行入金制限のお知らせ
- 【重要】三菱UFJ銀行本人確認のお知らせ
- 【緊急】三菱UFJ銀行が不正利用を検知
- 【三菱UFJ銀行】アカウント異常活動の通知!通知番号:XXXXXXXXXXX」
- 【重要・緊急】三菱UFJ銀行入金制限確認のお知らせ
- 重要:三菱UFJ銀行入金制限のお知らせ
確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。
- https://civi●●●●.cyou/●●●●.php
- https://noam●●●●.cyou/●●●●.php
- https://srec●●●●.cyou/●●●●.php
- https://barc●●●●.icu/
- https://bikm●●●●.icu/
- https://bakm●●●●.cyou/
- https://bikm●●●●.cyou/
- https://sxhy●●●●.com/
- https://tele●●●●.com/
- https://ayam●●●●.com/
- https://juan●●●●.com/
- https://sso-●●●●.is/
報告されている詳細内容は次のとおり。
- 口座の安全のために口座利用を一部停止した、または、不正取引を検知したため取引サービスを停止した、といった旨のメールが送られてくる。利用を再開するには手続きが必要であるとし、リンクのクリックを促している。リンク先はフィッシング詐欺サイトになっており、口座情報の窃取やアカウント情報の窃取が行われる。送られてくるメールは日本語が不適切なところがあり、注意深く読んでいると不審さに気付きやすい
- 2023年6月16日の時点で、フィッシングサイトは稼働している
この件に関しては三菱UFJ銀行も「三菱UFJを名乗る偽メールにご注意ください!(6月16日更新) | 三菱UFJ銀行」において注意喚起を行っている。
フィッシング詐欺に使われているWebサイトは一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。