キオクシアは6月15日、自社のPCIe 4.0対応NVMe SSDおよびSAS SSDが、Microchip Technologyのホストバスアダプタ(HBA)「Adaptec HBA 1200シリーズ」ならびに「SmartHBA 2200シリーズ」およびRAIDアダプタ「SmartRAID 3200シリーズ」と相互運用性を確認したと発表した。
今回、Microchipが行った試験で相互運用性が確認されたのは、PCIe 4.0対応NVMe SSDの「KIOXIA CD6シリーズ」と「KIOXIA CD8シリーズ」と「KIOXIA CM6シリーズ」および、24G SAS SSDの「KIOXIA PM6シリーズ」と「KIOXIA PM7シリーズ」となるという。
Microchipのスマートストレージアダプタ製品群は、NVMe、SAS、SATA対応のストレージデバイスを1つの接続で操作できるため、ユーザーに設計の柔軟性を与えるとともに、最大32ポートまでの幅広い3モードのHBAソリューションを提供することが可能だという。
キオクシアでは、次世代データセンター・インフラの普及・拡大には、各種コラボレーションによるエコシステムの構築や、現在だけでなく将来の製品や技術がシームレスに問題なく連携できるように相互運用性に向けての取り組みを進めることが重要だと説明しており、エンタープライズSSDやデータセンターSSDのサプライヤとして、アプリケーションやサービスの次の波を起こす革新的なメモリソリューションの開発を引き続き行っていくとコメントしている。