ソフトウェアテスト・品質向上サービスを展開するバルテスは、同社のテスト自動化ツール「T-DASH」に要望の多かったコマンドライン実行機能を実装するβ版「Ver.3.2.000b」を6月13日にリリースした。
「T-DASH」はプログラムコード記述不用でテストケースを日本語で実行できるローコードソフトウェアテスト自動化ツール。以前より作業を更に効率的に行うためコマンドラインから直接「T-DASH」を実行できる機能の要望が多くあり、今回β版として本機能がリリースした。同機能により、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリ)ツールと連携してテストスクリプトの自動実行を行う処理が可能になる。開発工程の中で発生したバグを自動検出・収集する処理や、修正した部分が他のプログラムに悪影響を与えていないか確認するためのリグレッションテストの自動実行処理も可能になるなどソフトウェアのQCD(Quality Cost Delivery)向上が見込まれる。
β版は、同社運営の情報サイト「QUINTEE」のマイページの案内から入手できる他、「T-DASH」起動時にも案内が表示されるのでそこからも入手できる。「T-DASH」は、OSが64bit版Windows 10、Monterey ver.12(Intel, M1)のmacOS、ブラウザがGoogle Chrome、Firefox、Microsoft Edgeの最新版に対応。利用料は1ライセンス月額3,960円で30日間の無料トライアルが利用できる。