自動制御機器メーカーのSMCと三井不動産は6月13日、SMCのグローバルフラッグシップとなる研究開発拠点を2025年秋、柏の葉スマートシティに開設することを発表した。
SMCが柏の葉スマートシティに新たに開設する「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター」は、最新の研究開発設備を備え、世界各国にあるSMCの技術センターのグローバルフラッグシップ拠点となる。
社員が健康で快適に働くことのできる「スマートウェルネスオフィス」をコンセプトに、創造性と生産性を高める環境を整えるほか、世界中から顧客や研究スタッフが集い、最先端の技術交流や研究開発力の向上、新たなイノベーションの創出に取り組むという。
今後、SMCと三井不動産は、柏の葉で進むアカデミアやスタートアップ、大企業とのオープンイノベーションによる街の新産業創造に貢献すべく共創プログラムを検討していく構えだ。
「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター」の所在地は、柏市若柴(3区画)で5階建て建物3棟。敷地面積は42,794平方メートル、建築面積は29,407平方メートル、延床面積は85,320平方メートル。総投資額は1,200億円、従業員数は1,300名。着工は2023年12月、完成予定は2025年8月。設計施工は鹿島建設。