デル・テクノロジーズ(以下、デル)は6月9日、近年利用機会が広がっている「エッジコンピューティング」に関する勉強会を東京都内のオフィスで開催した。クラウドやデータセンターでの集中型の処理ではなく、よりユーザーに近い位置でデータを処理する技術であるエッジコンピューティングについて、その利点や将来性を勉強会の内容からお届けしよう。

  • デルのエッジ向け製品「Dell Edge Gateway」

    デルのエッジ向け製品「Dell Edge Gateway」

デルでは、エッジコンピューティングを「データが作成された地点で瞬時に本質的な価値を生み出す」場であると定義づけている。地理的に分散されたコンポーネントが相互に接続され、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)端末などが生み出す多量のデータを、よりユーザーに近い位置で処理して価値を創出するという意味だ。

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