ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は6月8日、HPE GreenLake edge-to-cloudプラットフォームにおける新しいサステナビリティダッシュボードのプレビューとサステナビリティサービスの包括的ポートフォリオを発表した。
HPE GreenLakeプラットフォームの新しいサステナビリティダッシュボードは、ITのエネルギー消費とカーボンフットプリントの可視化、監視、管理を可能とするもの。コンピュート、ストレージ、ネットワークにわたるHPEの製品ポートフォリオの高度な分析機能を活用し、総合的なサステナビリティのパフォーマンス向上を支援するとしている。
サステナビリティダッシュボードは、日本時間6月22日 午前2時より開始する年次イベントHPE Discover 2023のキーノートセッションにおいて、HPEのCTOであるFidelma Russo氏が紹介する。新機能の提供は2023年後半を予定している。
また、HPE Servicesが提供する戦略、運用、IT資産のライフサイクル管理サービスを強化し、データセンターからワークロードまで、サステナブルITの実現を支援する。
さらに、Force for Good資金調達プログラムを拡大し、サステナビリティに取り組む中堅・中小企業も対象とする。同プログラムをHPE Asset Upcycling Servicesと組み合わせることで、IT資産のライフサイクルの計画策定から撤去までのすべての段階にわたって、より広範にサステナビリティへの取り組みを展開できるようになる。