Google Chromeチームは6月5日(米国時間)、「Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop」において、脆弱性を修正した「Google Chrome」の配信を開始したことを伝えた。
脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Google Chrome for Windows 114.0.5735.110よりも前のバージョン
- Google Chrome for Mac 114.0.5735.110よりも前のバージョン
- Google Chrome for Linux 114.0.5735.110よりも前のバージョン
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Google Chrome for Windows バージョン 114.0.5735.110
- Google Chrome for Mac バージョン 114.0.5735.110
- Google Chrome for Linux バージョン 114.0.5735.110
今回のアップデートでは、2つの脆弱性が修正されている。「CVE-2023-3079」として特定されているV8型混乱の脆弱性は悪用が確認されているゼロデイ脆弱性であり注意が必要。該当するプロダクトを使用している場合、ただちに問題が修正されたバージョンへアップデートすることが望まれる。