HENNGEは6日、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」のID管理機能のAPIを公開することを発表した。6月13日公開予定の「HENNGE Aceess Control API」は、HENNGE OneのIDaaS(Identity as a Service)機能「HENNGE Access Control」をAPIとして公開するもので、外部システムとの連携を進められる。
企業あたり平均で7つの利用(同社調べ)とSaaS利用が普及するなかでクラウドサービスのID/パスワードを統合管理する同機能のニーズは高まっているが、API化することで社内IDにまつわる業務と多様な他システムとのシームレスな連携が期待できる。同社では、人事システムと同期したIDの作成・変更・削除の自動化によるシームレスなIDライフサイクル管理やSIEM(Security Information and Event Management)とのアクセスログ連携による複数サービスの利用状況の可視化などを具体例として示している。