モバイルファクトリーは5月31日、位置情報共有SNS「NauNau」を運営するSuishowの発行済株式の一部を取得したうえで、モバイルファクトリーを完全親会社、Suishowを完全子会社とする株式交換を行い、株式譲渡契約および株式交換契約を締結したと発表した。
モバイルファクトリーは位置情報連動型のゲームを10年以上を運営。加えて近年ではブロックチェーン事業に参入し、「誰にでも扱えるブロックチェーンサービスを通じて、新しいデジタルカルチャーを創出する」というミッションのもと、より多くの人が日常的に使いやすいブロックチェーンサービスの開発・普及を目指している。
一方、NauNauを運営するSuishowは2021年5月に創業。「好きな世界で、好きな人と、好きな形で過ごしたり仕事したりできる世界を作る。」をミッションに掲げ、「NauNau」のほか、あらゆるNFTが使えるメタバースプラットフォーム「Zoa.space」といったサービスを開発している。
モバイルファクトリーは、NauNauや駅メモ!シリーズの位置情報を活用した送客サービス「ダイレクトスポットアド」を2024年にリリースを予定。ダイレクトスポットアドは希望の店舗や施設、イベント会場などへの人流創出を支援するサービスという。正式サービス開始に先駆け、2023年夏よりテスト運用を開始するためのトライアル企業を募集するとのことだ。