日鉄ソリューションズ(NSSOL)とエクサウィザーズは30日、業務提携に関する基本合意書の締結を発表。両社顧客のDX推進に向けてプロダクトやサービスの販売・提供力の強化を図る。

今年の1月にデータ分析プラットフォームの米Talend社の「Innovative Partner of the Year(APAC)2022」、4月には機械学習プラットフォームの米DataRobot社から「Top Reseller Partner Award WorldWide」を受賞するなど顧客のAI活用やデータ分析を促進するNSSOLと、独自開発のアルゴリズムで多様な業界にAIサービスを提供するエクサウィザーズの包括的パートナーシップには、5月に同社が発表(記事)した開発環境「exaBase Studio」を中心とした営業連携や提供サービスの補完が含まれる。

AI(人工知能)/DX(デジタル・トランスフォーメーション)ソフトウェアを顧客が内製し運営可能とする「exaBase Studio」は、エンジニアのみが行っていた設計・開発に、事業部門や経営者から専門家やUXデザイナーが等しく参画し、社内データを使用した分析や処理、UI設計などノーコードで進められる開発環境で今年度のローンチが予定されている。

  • 「exaBase Studio」の構成要素(5月発表時の資料より)