日立システムズは5月31日、2023年2月に新たに体系化をしたマルチクラウドソリューション「Gateway for Business Cloud」の下、セキュリティ分野強化に向けてサイバーセキュリティソリューション「SHIELD」をリニューアルし、サイバー攻撃やセキュリティ業務に携わる人財不足に悩む顧客の支援を目的としたサービスを拡充すると発表した。

  • サイバーセキュリティソリューション「SHIELD」のリニューアル概要

「SHILED」のリニューアル・強化内容としては、「ワンストップセキュリティソリューションの拡充」「セキュリティサービスの強化・品質向上」「セキュリティ人財トレーニング」などがある。

「ワンストップセキュリティソリューションの拡充」では、これまでのように運用監視サービスの提供範囲がシステム全体だけではなく、顧客のシステム環境に応じて必要となる箇所のみ運用監視できるサービス導入が可能となるサービスメニューが用意された。

また、これまで培ってきた経験・ノウハウを「セキュリティ統合監視サービス」や「セキュリティ継続支援サービス」等に生かすことで、提供サービスのさらなる品質向上を図る。

同社はセキュリティ人財トレーニングセンタ」を設けて教育プログラムを展開し、社内のアナリストやCSIRTに携わる人財育成を図っており、24年度までに2,000名を育成する計画で人財強化を進めている。今後、自社だけでなく顧客の「セキュリティ人財」の育成支援に向けて、この教育プログラムを活用したサービスの提供を予定している。