NRIセキュアテクノロジーズは29日、同社の特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check」最新版となるv6.0.0の販売を開始した。
個人情報の漏えいからログの改ざんまで内部不正や不法行為、杜撰な管理がサイバー攻撃の被害を著しく拡大させる可能性のあるrootやAdministratorアカウント、各種SaaSの管理者IDなどの"特権ID"管理には厳格な運営が求められる。ID管理やワークフロー、アクセス制御にログ取得保管、監査補助と特権ID管理の基本機能を備え、ファイルの持ち出し制御・解析、重要情報の検知などDLP(Data Loss Prevention)も搭載する「SecureCube Access Check」は、クラウドとオンプレミスの混在環境にも対応しているが、v6.0.0では稼働OSをRed Hat Enterprise Linux 8に更改。Azure Load Balancerとクラスタリングソフトで冗長化することで、要望が多かったというMicrosoft Azureでの動作環境が加わっている。また、ユーザー画面の刷新を図っており、日次レポートもCSVに加えPDFファイルを追加し選択可能になった。