ペイジェントとShopify Japanは5月29日、ペイジェント決済代行サービスとShopifyがシステム連携を開始したことを発表した。これにより、事業者はペイジェントが提供するクレジットカード決済サービスをShopifyで構築したオンラインストア上で提供可能となる。

ペイジェントは、NTTデータが50%、三菱UFJニコスが50%を出資している決済サービス会社だ。同社が提供するペイジェント決済代行サービスは、クレジットカード決済を始めとしたさまざまな決済手段を一括で導入できる決済サービス。インターネットショッピングやデジタルコンテンツ、役務や会費収納など個人向けサービスの決済に加え、企業間取引の料金決済にも対応する。

コマースプラットフォームを展開するShopifyは、事業者がオンラインストアを運営する際の利便性を高めるための「ペイメント・プラットフォーム」プログラムを立ち上げ、事業者からの要望の多い決済サービスプロバイダーとの連携を推進している。

今回ペイジェントがペイメント・プラットフォームプログラムに参画したことで、ペイジェント決済代行サービスがShopifyとの連携を実現するアプリをリリースし、オンライン上で商品を購入する際の決済手段として高い割合で選ばれるクレジットカード払いの選択肢をさらに広げてShopify事業者に提供できるようになったという。

ペイジェント決済代行サービスは、クレジットカード決済(Visa、Mastercard、JCB、AMEX、Diners)の導入や、EMV 3Dセキュアを導入可能にする。また、「一括払い」だけではなく「分割払い」や「リボ払い」、「ボーナス払い」にも対応する。