ラフティは5月26日、ChatGPTについて知っているIT企業経営者104名を対象に実施した、IT企業経営者による2025年の未来予想調査の結果を発表した。
「あなたは、ChatGPTをはじめとするAIの台頭は、2023年において、働き方や雇用に関してどのような影響があると思いますか」と質問したところ、「新たなスキルや知識が必要になる」が51.9%、「デジタルリテラシーの格差が加速する」が50.0%、「人間の創意工夫が減る」が25.0%という回答となった。
「あなたは、ChatGPTをはじめとするAIの台頭は、2025年のビジネスシーンにおいて、企業の存続にも影響を与えると思いますか」と質問したところ、「非常にそう思う」が28.8%、「ややそう思う」が36.5%という回答となった。
上記の質問で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「AIの台頭によって、存続に影響が出ると思う企業の特徴を教えてください」と質問したところ、「デジタル人材が不足している」が50.0%、「情報感度が低い」が47.1%、「社員のデジタルに対する抵抗感が強い」が36.8%という声が寄せられている。
「あなたは、AIの台頭によって、2025年に淘汰されるビジネスパーソンが出てくると思いますか」と質問では、「非常にそう思う」が26.0%、「ややそう思う」が45.2%だった。
また上記の質問で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「ChatGPTをはじめとするAIの台頭によって、淘汰されると思う人材の特徴について教えてください」と質問したところ、「新しいものに対する抵抗感が強い人材」が63.5%、「受け身姿勢で行動している人材」が56.8%、「発想力や想像力が欠如している人材」が50.0%となった。
「AIの活用が当たり前となったビジネスシーンにおいて、必要とされると思う人材の特徴を教えてください」と質問したところ、「創意工夫を楽しみながらできる人材」が最も多く59.6%、「現代の変化において臨機応変な対応を楽しめる又は、すぐに行える人材」が59.6%、「失敗を恐れず、繰り返しチャレンジできる人材」が42.3%という回答となっている。