キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズは5月25日、西東京データセンターにて提供するクラウド接続サービスを拡充し、広帯域10Gbps/100Gbps専用線サービスを2023年5月より提供開始することを発表した。

昨今、企業ではデータの保管量が増えているが、ペタバイトクラスとなると無視できないコストとなる。そのため、コストパフォーマンスに優れた広帯域専用線を組み合わせたハイブリッドクラウド構成により、柔軟なデータの配置を実現してトータルコストの低減を図る必要があると同社は見ている。

こうした背景の下、同社は西東京データセンターにおいて、パブリッククラウドに接続が可能な広帯域10Gbps/100Gbps専用線サービスの提供を開始する。

  • キヤノンITSのクラウド接続サービス構成図

同社では、データセンター/クラウドインテグレーション/クラウド接続サービスの提供により、ハイブリットクラウドの活用を推進・支援しており、従来の提供サービスと比較して10倍以上広帯域である専用線サービスを提供することで、画像/動画をはじめとする大容量データをスムーズに伝送することが可能となる。

また、データを保存する受け皿としてデータセンターに適した大容量のストレージサービスの提案も可能で、回線とストレージを同時に提供することで、顧客のますますのデジタルビジネスの成功に貢献したい考え。

クラウド接続サービスメニューは以下の通り。