Microsoftは現地時間2023年5月23日から開催した開発者向けイベント「Microsoft Build 2023」で、Windows 11の開発機能「Dev Home」を発表した。プレビュー版をMicrosoft Storeから入手できる。Dev Homeはカスタマイズ可能なウィジェットを使用して、ダッシュボード内のプロジェクト監視や開発用アプリやフレームワークの展開、GitHubなどの開発者アカウント連携を可能にする機能だ。アプリ等々の展開はWindows Package Manager(winget)の新機能WinGet Configurationを使用する。
さらにストレージ性能を向上させる「Dev Drive」も備える。Dev DriveはReFS技術をベースにMicrosoft Defenderウイルス対策の構成を見直すことで、約30%の性能上昇を見込んでいる。現在はWindows 11 Insider PreviewのDevチャネルでプレビュー版が動作し、50GB以上の空き容量を持つストレージに新たなVHDファイルを作成してマウントする仕組みだ。さらにMicrosoft Defenderウイルス対策でVHDファイルを信頼済みとして指定し、パフォーマンスモードを選択しなければならない。詳細は公式ドキュメントで確認できる。