サイバーエージェントは5月22日、同社が独自に開発した日本語LLM(大規模言語モデル)を活用し、カスタマーサポートに特化した各企業専用LLM構築サービスの提供を開始すると発表した。

連結子会社であるAI Shiftがサービスを手掛ける。各企業専用LLMを構築して企業ごとに学習を行うため、第三者の学習にデータを利用される懸念はないとしている。さらに、学習には企業ごとのデータを用いることができるため、専門用語への対応や、企業特有の言い回し・フォーマットに合わせた受け答えができるという。

同社は今後も、チャットボットやボイスボットのさらなる機能拡充に取り組むとともに、サイバーエージェントの独自日本語LLMやその他LLMを活用したプロダクトやサービスを順次公開していく考えだ。