ソフトバンクは5月19日、みずほリサーチ&テクノロジーズが、グループ各社やパートナー企業と一体で法人顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する「みずほデジタルコネクト」の取り組みにおいて、みずほ銀行とパートナー契約を締結したことを発表した。
「みずほデジタルコネクト」は、みずほ銀行が2022年10月に発表した、コンサルティングやSaaSソリューションの領域などで実績のある企業が参画し、法人顧客をDXで支援するためのパートナーシップ。
今回、ソフトバンクが結んだパートナー契約では、デジタル技術を使った業務効率化や生産性向上などに悩む中小企業の法人顧客に対して、関連するサービスや商品を紹介するだけでなく、「みずほデジタルコネクト」のパートナー企業が有するノウハウに基づいた、さまざまなDXソリューションを組み合わせた課題解決型の提案を、みずほ銀行と共同で行い、導入から問い合わせ・アフターサービスまでを全面的に支援する。
これまでソフトバンクが法人顧客に行ってきたDXの提案や課題解決のノウハウを基に、「みずほデジタルコネクト」を通してみずほ銀行の営業体制を支援していく構え。
ソフトバンクはデータセンターやクラウド、セキュリティー、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、デジタルマーケティングなど、さまざまな法人向けサービスを提供しているほか、2022年からは中小企業向けのサービス強化に注力するなど、法人のお客さまのニーズに応えるための体制を構築している。