Microsoftは5月12日、Windows メッセージ センターの「最新のお知らせ」ページを更新し、間もなくサービス終了を迎えるWindows 10 バージョン21H2について、早急にサポートされるWindows 10の最新バージョンか、Windows 11にアップグレードするよう注意喚起を行った。
Windows 10 21H2のサポート終了日は2023年6月13日で、同日にリリースされる2023年6月のセキュリティ更新プログラムを最後に、セキュリティ修正を含めた更新プログラムを受け取ることができなくなる。
2023年6月13日にサポートが終了するWindows 10のエディションおよびバージョンは次のとおり。これらのバージョンは2021 年11月にリリースされた。
- Windows 10 Home Version 21H2
- Windows 10 Pro Version 21H2
- Windows 10 Pro Education Version 21H2
- Windows 10 Pro for Workstations Version 21H2
Windows Updateの自動更新を有効にしている場合、サービス終了が予定されているこれらのバージョンについては、最新バージョンであるWindows 10 22H2への自動アップグレードが開始されている。アップグレードの完了にはデバイスの再起動が必要となるが、Windows Updateの設定でアクティブな時間を調整することで、都合のよいタイミングでの再起動を選択できる。
なお、この注意喚起はあくまでもWindows 10 21H2のサービス終了に関するもので、Windows 11へのアップグレードを強制するものではない。ユーザーは、最新バージョンであるWindows 10 22H2を引き続き利用することができる。現在のところ、Windows 10自体のサービス終了は2025年10月14日に予定されている。