NTTデータは5月16日、デジタル技術を活用して生物多様性の情報開示を支援するコンサルティングサービスを提供開始することを発表した。同サービスは顧客の自然と生物多様性に関連する情報開示の評価から、自然や生物多様性との接点における依存関係および影響の特定などを行う。
同社は、自然関連課題への取り組みを支援するため、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)の枠組みに沿って、現状の開示状況のアセスメントから強化可能な部分のコンサルテーションを実施する。
加えて、顧客の事業活動と自然や生物多様性との接点における、優先度が高い課題の特定や、現状のベンチマークとなるコア測定指標を踏まえた開示指標の定義づけをサポートする。さらに、同社が提供するソリューションを用いて、自然への影響の測定支援や、サプライチェーン管理、リスクと機会の分析から戦略立案、実行支援なども提供するという。
NTTデータは同サービスをグリーンコンサルティングサービスの一環として提供することで、脱炭素に向けた取り組みを支援するとともに、自然や生物多様性に関する情報開示の取り組みまでワンストップで支援する。