テクマトリックスは、豪州のSecure Code Warrior Pty Ltdのセキュアコーディングスキル学習サポートプラットフォーム「Secure Code Warrior」の国内総販売代理店権を取得したことを発表、5月15日より製品の販売を開始した。

「Secure Code Warrior」は、攻撃の端緒となる脆弱性の高いソースコードを排除したセキュアなコーディングスキルを習得するための教育プラットフォーム。クレジットカード業界のセキュリティ基準「PCI DSS」やWebアプリケーションに関するセキュリティレポート「OWASP Top10」、NIST(米国立標準技術研究所)公開の「EO-Critical Software」などにもとづいたセキュアな学習コーステンプレートを自由に組み合わせて目的に沿ったスキル習得のための学習コースをカスタマイズできる。

スキル習得は、60以上の言語とフレームワークに対応する150種類のセキュリティ脆弱性を学習できる動画や演習コンテンツを活用し、セキュリティ一般に関する知識、規格や標準などのコンプライアンスに対する理解、セキュアなコードの記述法をマスターする。理解状況を確認するためのテストも用意されており、スキルを客観的に評価し習熟度の確認を行うこともできる他、利用者のモチベーションを向上させる「トーナメント」機能も備え、コードから脆弱性を特定し修正する課題解決を対戦相手と競いゲーム感覚でコーディングスキルを身に付けつつ、チーム内でのレベルの確認を行える。

静的解析ツールと連携、検出されたSARIF形式のレポートからルール違反に関連する学習コンテンツをシームレスに提供する機能も提供、CI/CD(Continuous Integration / Continuous Delivery)サイクルに統合し、コーディングチェックで検出されたセキュリティ脆弱性について速やかに学習できる。サービスは、クラウドでのサブスクリプション契約で提供、契約期間は1年間で利用ユーザー数は25ユーザーからとなっている。詳細は要問合せとなる。