NTT東日本 神奈川事業部は5月14日、横浜市および横浜市スポーツ協会とともに、競技中の参加選手の位置情報をリアルタイムで収集・配信できるGPSトラッキングシステムを活用した実証テストを「2023ワールドトライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会」(5月14日:エイジグループ)にて実施したことを発表した。

  • 安全性の向上(PC画面)

    安全性の向上(PC画面)

​GPSトラッキングシステムの実証テストは、参加選手や運営スタッフ、医療スタッフにGPSトラッキングデバイスを装着してもらい、正確な位置情報や動きを把握することで、競技中のトラブルを早期発見し、最も近い運営・医療スタッフがかけつけるなど迅速な対応可能となるなど、安全性の向上が期待できるという。

また、参加選手の正確な位置を専用公開サイトでリアルタイムに表示することで、現地観戦では選手の位置をスマホ等で確認しながら応援でき、オンライン観戦ではライブ配信カメラ前を通過する様子を逃すことなく見ることができる。

  • 安全性の向上(PC画面)

    観戦満足度の向上(PC画面)

実証テストの日時は、5月14日 7:15〜14:00(エイジグループ競技時間)で、実証対象者は希望したトライアスロン競技者119名、大会運営スタッフ50名、定点カメラ撮影スタッフ3名で行った。装着したGPSトラッキングデバイスは、ネオシステム提供サービス「HAWKCAST」およびデバイス収納固定用ビブス。

  • スマホ画面(左:観戦用ページ、右:Liveページ)

    スマホ画面(左:観戦用ページ、右:Liveページ)

同社は今後、今回の実証結果を分析・検証し、トライアスロン競技の発展、大会運営の安全性と観戦満足度の向上に資する取り組みにつなげていくとしている。

  • GPSトラッキングデバイス

    GPSトラッキングデバイス

  • 競技・応援模様

    競技・応援模様