ACILが運営するキャリア・転職情報メディア「ポジサラ」は5月12日、全国の20代以上の男女100人を対象に実施した「無能な上司の特徴は?」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。
「責任を取ろうとしない」という声が集中し、圧倒的に多い結果となった。具体的な意見としては、「上司の仕事、地位は、責任を取れることにあるのでそれがない人は無能だと思う」「責任をとらないなら、誰でも上司になれると思う」「いざという時役に立たないから」といったことが挙げられている。
また「責任を取ろうとしない上司」は、全ての年代に共通して無能だと感じる特徴であることも判明しており、責任を取らない上司の下では、安心して働くことができないと感じるのは共通の認識だということが分かった。
2位には「感情的になりやすい」がランクインしている。具体的には「感情次第で機嫌がコロコロ変わり、八つ当たり(従業員やお客様にまで)をし、敵ばかり作り自業自得過ぎて無能だと思う」「部下だけではなく、一緒に仕事をする人全員に対して仕事のやりづらさを感じさせるから」「大事なことを相談しにくくなりそこからまたミスにつながったりする」といった声が寄せられた。
3位には「指示が不的確」ということが挙げられており、「こちらが正確に確認しようとすると『何度も言わせるな』などと不機嫌になられるし、あちらの意図を汲めていないと叱られる」「仕事で指示を仰いでも本人が仕事内容を理解できていないので、曖昧な指示で部下を混乱させてしまうから」といった声が挙がった。
指示が不明確な上司の下での仕事は、手詰まり感を抱いたり、頼りなさを感じたりする人が多いことが分かる結果となっている。