スタディストは5月10日、マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」にAIでマニュアル生成をアシストする「AIアシストプラス(β版)」のリリースを発表、利用の先行予約の受付を開始した。
「AIアシストプラス」はAI技術でユーザーのマニュアル作成やデータ管理などをサポートする機能を提供。今回β版としてマニュアル化する業務や作業に関連するキーワードを入力することでドラフトを自動生成する「マニュアルドラフト生成機能」をリリースする。
同機能で生成できる項目は、マニュアルタイトル、作業手順を理解しやすいステップ構造で出力するステップ構造の作業手順、注意点や手順に関する補足説明文の3点。同機能を利用することで、初期段階の作業負担を軽減、より効率的なマニュアル作成が期待できる。テキストや文書構造が大きな役割を占めるマニュアルだが、同社では"マニュアルはChatGPTでも使用されている大規模言語モデル(LMM)との親和性が高く、AI技術の活用によりもっと簡単にマニュアルの作成・編集・管理・閲覧ができる"と考え同機能のβリリースを決定、大規模言語モデルに限らず、AI技術を幅広く活用する構えだ。Teachme Bizを契約企業のβ版利用は無料だが、Webサイトの入力フォームより先行受付の申し込みが必要となる。