グレープシティは、帳票機能開発用JavaScriptライブラリの新バージョン「ActiveReportsJS V4J」を5月17日にリリースする。1開発ライセンス165,000円(10%税込)、 1配布ライセンス(1ドメイン)660,000円。
レイアウトや外観デザイン、データ接続や出力など業務に必要な帳票開発をクロスプラットフォーム(Windows/Mac)で動作するJavaScriptライブラリで実現する同社提供の「ActiveReportsJS」最新版「V4J」では、フロントエンドフレームワークに「Angular」最新バージョン16に加え、近年人気の「Svelte」へ対応。レンダリングのみとなるが「Next.js」「Nuxt.js」のCSR(Client Side Rendering)のサポートを加えている。公式ブログには、Next.jsでSpreadJSを使うチュートリアルも設置してある。
自由度の高いコンポーネント配置ができるRDLレポートに複数レイアウト構成が行えるマルチレイアウト機能が搭載。レポートファイルに複数の「レポートエリア」を追加できるようになるため、 レイアウトが異なる複数レポートをまとめて作成できる。また、帳票上に配置したコントロールからパラメータ値を変更できるアクションプロパティに「Apply parameters」が追加されており、出力された帳票上からのフィルタリング動作も可能になる。例えば、都道府県別のチェックからそれに応じたデータが表示されるような受注一覧帳票のようなものも作れるようになる。詳細は新機能ページに掲載してある。