電通デジタルは5月9日、画像共有サービス「Pinterest(ピンタレスト)」を活用した独自のソーシャルコマースソリューション「Pinterest for ソーシャルコマース」の提供を開始することを発表した。Pinterestアカウントの運用支援だけでなく、認知獲得からEC(Electronic Commerce:電子商取引)サイトやオウンドサイトなどと連携した購買促進、分析まで対応する。
Pinterestは写真や画像の共有に特化しており、生活のさまざまなシーンのアイデアを画像や動画で発見できる、ビジュアル探索が特徴的なプラットフォーム。また、多くの投稿からシームレスに外部サイトに誘導できるため、Pinterestユーザーは見つけたアイデアに基づいて行動する傾向がある。同サービスでは、シームレスな外部遷移を可能とするPinterestとECを横断したマーケティングへの活用を支援する。
同サービスはアカウントの運用ルール設計や全体戦略の策定に加えて、戦略に沿った運用コンサルティング、Pinterestアカウントと自社ECサイトまたはオウンドサイトとの連携、Pinterestおよび遷移先の情報を含めたレポーティングをパッケージで提供する。
Pinterestは非指名検索率97%であり一般的な検索エンジンと比べてトレンドが早期に検索される傾向があるため、認知度に課題があるブランドであっても早い段階でユーザーにアプローチ可能だとしている。