Microsoftは5月1日(現地時間)、Small and Medium Business Blog「Microsoft launches the Teams Payments app for small businesses」において、TeamsでのWeb会議中に料金の支払いを可能にする新機能「Teams Payments」アプリのリリースをアナウンスした。Teamsストアを通じて、パブリックプレビュー版が米国とカナダの中小企業向けに提供されるという。
Teams Paymentsアプリを使用すると、デスクトップまたはモバイルデバイスのTeams内で、Web会議に参加する顧客から料金の支払いを受けることが可能になる。GoDaddy Payments、PayPal、およびStripeのアカウントをひもづけることによって、顧客に対して簡単に支払い要求を送信できるようになるという。顧客は、クレジットカードやデビットカード、デジタルウォレットを使用して料金の支払いができる。
Teams Paymentsアプリのユースケースとしては、弁護士やファイナンシャルアドバイザーによる相談予約や、不動産インストラクターによるライセンス更新セッション、学習クラスの個別指導などにおける支払いの回収が挙げられている。
Teams Paymentsアプリは、Teams EssentialsおよびMicrosoft 365 Businessを契約している米国とカナダの企業が無料で利用できる。現在はStripeおよびPayPalとの連携が可能で、GoDaddy Paymentsについては近日中にサポート予定だという。