クラウドストライクは4月28日、Googleとのパートナーシップ拡大の一環として、CrowdStrike Falcon Insight XDR により、モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションなしで、ChromeOSデバイスの可視化と脅威検知を行うEDR/XDRサービスを発表した。

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同サービスは、CrowdStrike Falconプラットフォームにより利用するもの。Google から直接取り込めるChromeOSネイティブなイベントテレメトリによ り、MDM エージェントを追加せずに死角をなくすという。

また、CrowdStrike Falconコンソールで ChromeOSデバイスを他のデータソースとともに表示し、広範囲にわたって可視化するほか、CrowdStrike Falconプラットフォームに統合された CrowdStrike Falcon Fusionにより、コンテキストに基づくインサイトと検知で、通知のオーケストレーションと自動化を実現するという。

同機能は、ChromeOS 110以降を搭載した対応デバイスで利用可能で、6月までに日本も含め全世界に提供予定だという。

なお、クラウドストライクのプレジデントであるマイケル・セントナス氏は、次のように述べている。
「当社とGoogle ChromeOSチームの緊密な連携を通じて、両社の製品とサービスを利用するお客様に、CrowdStrike Falconプラットフォームを使用してChromeOSデバイスを完全に可視化し、脅威検知機能を活用していただけるようになりました。 当社がChromeOSデバイス向けに開発した洗練された革新的なXDRサービスにより、エージェントベースのMDM ソリューションによって消費されるリソースを大幅に節約いただけます」

また、GoogleでAndroid & Chromeエンタープライズパートナーシップ担当マネージングディレクターを務めるスコット・ポーター氏は、次のように述べている。
「ChromeOSデバイスは、デフォルトの状態でセキュリティを確保できるよう設計されていますが、さらに企業のお客様のニーズに応えるために、ChromeOSデバイスの監視とデバイスに関するインサイ トの収集に役立つさまざまな機能をデベロッパーエコシステムに提供しています。クラウドストライクがGoogleの初のXDRパー トナーとして、CrowdStrike Falconプラットフォームを通じてChromeOS デバイスのモニタリング機能を提供することは、非常に喜ばしいことです」