SmartHRは4月27日、事業拡大に伴い、東京本社・関西支社・九州支社・東海支社に続く国内5つ目の拠点となる「中国支社」を5月1日、広島県広島市に開設することを発表した。
同社はこれまで、東京、関西、九州、東海の4拠点から、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」導入企業へのサポートを行うと同時に、販路の拡大を目指してきた。働き方改革や組織の生産性向上が注目されるなか、製造業からの需要が高まっており、「ものづくり産業」に強みを持つ中国エリアにおいても導入企業の増加が続いているという。
そこで今回、地場のパートナー企業との連携に加え、地域に根ざしたサポートと新たな販路開拓を目的に中国支社を開設する運びとなったという。支社長には、2022年より広島を中心に中国エリアでの支社立ち上げプロジェクトを推し進めてきた平井直希氏が着任する。
平井直希氏は次のようにコメントしている。「日本は世界的に見ても都市部への人口集中が顕著です。中国エリアにおいても生産年齢人口が減少の一途を辿っており、企業は競争力の獲得・維持のために『組織の生産性向上』や『選ばれる組織づくり』を重要視しつつあると実感しています。中国支社として地域に根ざしたサービス提供とデジタル技術の活用支援を通じて、企業における人事・労務業務の効率化とタレントマネジメント推進の第一歩を支え、さらにはDX市場の発展に寄与することで、中国エリアの皆さまの働く環境や生活がより良いものになるように尽力してまいります」