TBWA HAKUHODOは4月27日、メタバース(仮想空間)上に TBWA HAKUHODO オフィスを再現して避難訓練を行うことができる「THE ESCAPE」を開発し、今月から社内での運用を開始したことを発表した。
「THE ESCAPE」はオフィスにいるときに地震が起きたところから始まり、複数人でけが人の救助や火災の対処をしながらオフィスからの避難を目指す。
オフィスはレイアウトを忠実に再現し、救急箱や消火器なども実際に置いてある場所に配置。参加者は VR ゴーグルを装着して3Dオフィス空間に没入し、コントローラーを持ってしゃがむことで身の安全を確保したり、消化活動をしたりと、次々に求められるミッションを遂行していく。
「THE ESCAPE」は 2023 年度のスタートにあわせて、今月から希望者やチームから順次体験できるように運用を開始している。今後は、社員の体験者数を増やし、防災訓練参加率 100%の達成を目指すと共に、部署を超えたチームビルディングのツールとしても運用していく予定だという。
加えて、新入社員や中途入社社員の研修プログラムにも導入し、オフィスの構造になれるためのツール及び社員間交流の活性化のツールとしての活用を狙う。