インターネット・アカデミーは4月27日、WebやITスキルを学び希望のキャリアを手に入れることを目指す女性向けブランド、「mine(マイン)」の提供を開始することを発表した。まずはブランド公式サイトを公開し、今後は女性専用のキャリアイベントなどサービスを順次拡大する。
mineでは、国の給付金制度を活用することで最大56万円の助成を受けながらスキルを身に付けられるという。給付金の対象となる13コースを展開するとしている。全講座がオンラインに対応している。なお、1年間は授業受け放題の学習サポートを提供する。
また、WebやITの教育だけではなく、今後のキャリアを考える女性のためのイベントも開催するという。WebやITの知識に加えて、マネーや健康など生き生きと働き続けるためのヒントを提供する予定だ。
内閣府の発表によると、国内の就業者に占める女性の割合は44.7%で年々増加傾向にあり、欧米諸国ともほぼ同水準とされている。しかしその一方で、男性一般労働者の給与水準を100としたときの女性一般労働者の給与水準は75.2であり、国際的にみると男女間賃金格差が見られる。
結婚や出産、育児、DINKS(Double Income No Kids:共働きで子どもを持たない夫婦)、離婚、介護、生涯独身でいることなど、あらゆる選択やライフイベントがある中で、女性が生き生きと働き続けるための課題を解消する目的で、インターネット・アカデミーは新ブランドの設立に至ったとのことだ。