タイコエレクトロニクスジャパンは、2023年5月19日付で新代表取締役社長・職務執行者に鶴山修司氏が就任することを発表した。
同社は、コネクティビティおよびセンサ分野においてさまざまな製品を提供するTEConnectivityの日本法人であり、自動車、産業機器、メディカル、エネルギー、データ・コミュニケーションからスマートホームに至るさまざまな産業の発展に寄与している。
鶴山氏はタイコエレクトロニクスへの入社以前、自動車関連分野において幅広い業務を担当し、国内およびグローバル事業を統率した豊富な経験や知識を持つとする。その後2022年に同社へ入社し、職務執行者兼日本・ASEAN地域オートモーティブ事業本部長として強いリーダーシップを発揮してきたという。
鶴山氏は、「当社がこれまで重視してきた多様性の受容力、グローバル展開するインダストリアル・テクノロジーリーダーとしての強みを生かし、Connectivity(つながり)がもたらす可能性の絶え間なき追求に向けて、社員一丸となって邁進してゆく所存だ」と述べた。
なお、現代表取締役社長の松井啓氏は2023年5月18日付で退任する予定で、現在は円滑な業務移行に向けた助言と指導を行っているという。同社は今後、鶴山氏を筆頭とする新たな経営体制のもと、日本市場における事業成長および社会貢献に総力をあげて取り組むとしている。