米Dropboxの日本法人であるDropbox Japanは4月26日、動画プロジェクト管理ツールの新製品「Dropbox Replay」の提供を開始すると発表した。新製品により、動画や画像、音声の確認と承認をワンストップで行うことができるようになるという。
Dropbox Replayの「ライブレビュー機能」は、共同作業者が同時に動画を視聴し、マーカーやコメントをリアルタイムで確認できる。また、特定のフレームや時間範囲にコメントを残したり、ファイルの全バージョンを一箇所で整理したりすることことが可能。同社によるとベータ版を利用したユーザーの10人に7人が、ビデオプロジェクトにかける時間を週に1日以上短縮できたと回答しているという。
具体的には、コメントをブックマークとしてピン留めし、あらかじめ入力されたラベルやカスタムラベルを追加することが可能になった。また、コメントをコメント者名やラベルでフィルタリングすることもできる。
Plus、Pro、Standard、Advancedの各プランのユーザーは、年間プランの場合は月額1200円、月払いの場合は月額1500円(いずれも税抜)で、Dropbox Replayの全機能を使用することができる。具体的には、動画の書き起こしと字幕の確認、共同作業者のフィードバックの締め切りの設定、完成したプロジェクトのDropboxへのアーカイブといった追加機能が利用できるとのことだ。