DowndetectorがMicrosoft 365に不具合が発生していることを伝えた。日本時間で2023年4月25日21時ごろから問題の報告が出はじめ、2023年4月26日4時から5時にかけて障害報告がピークに達している(参考「Microsoft 365 down? Current problems and outages|Downdetector」)。
Microsoftは本件に関して、Microsoft 365 Status (@MSFT365Status)を通じて状況を報告。次のタイムラインで事態を伝えた。
- 北米のユーザーにおけるMicrosoft Exchange Online接続に影響する問題を確認し、調査を実施している。詳細はMicrosoft 365管理センターの「EX546390」で確認できる
- 自動復旧システムが影響を受けたトラフィックを代替インフラストラクチャに迂回させて問題を解決したことを確認した。詳細はMicrosoft 365管理センターの「EX546390」で確認できる
Microsoftは先日、Microsoft 365サービスにおいて検索機能が利用できない旨を伝えた。Microsoft TeamsやOutlook (デスクトップ版とオンライン版)、Exchange Online、SharePoint Onlineなどが影響を受けるとされている(参考「Microsoft TeamsやOutlookで検索に不具合、Microsoft調査中 | TECH+(テックプラス)」)。
Microsoftは、2023年1月末にルータの設定変更に起因する世界規模でのMicrosoft 365の不具合発生を経験している。以降、しばしばMicrosoft 365サービスの一部に問題が発生する状況が起こっている。不具合が発生した場合は、Twitterアカウント「Microsoft 365 Status (@MSFT365Status)」のメッセージで報告されることが多い。該当するサービスを使用している場合は、同アカウントをフォローしておくと不具合発生を迅速に確認することができる。