Sansanは4月25日、同社が提供する契約DXサービス「Contract One」とアドビが提供する電子サインサービス「Abobe Acrobat Sign」が連携することを発表した。

Contract Oneは、署名や押印による紙の契約書に加え、各種電子契約サービスで締結された契約書にも対応し、さまざまな形式の契約書をデータ化し一元管理できる契約DXサービス。Contract Oneで構築した契約データベースを活用し、契約情報を法務・総務部門にとどまらない全社の資産とすることで、経営や営業活動を後押しする。

Contract Oneではあらゆる契約書を一元管理できるよう、各電子契約サービスとの連携を強化してきた。これまで「クラウドサイン」、「電子印鑑GMOサイン」、「ドキュサイン」と連携しているが、今回新たにAdobe Acrobat Signと連携する。

両サービスが連携することで、Adobe Acrobat Signで締結された契約書を自動でContract Oneに登録することができるようになる。契約書名や締結日、契約終了日、金額など、Adobe Acrobat Sign側で入力されている一定の項目がContract Oneに連携される。電子契約と紙の契約書を一元管理し、契約データベースを構築することで、契約情報の検索性を向上させ、必要な時に契約情報を容易に参照できるようになるとのことだ。