ロボット研究開発を行うスタートアップ企業スマイルロボティクスは、Rust言語によるロボットアプリケーションフレームワークOpenRR(Open Rust Robotics)version 0.1をリリースした。コードはGitHubに設置してある。同社によれば、Rustによるロボットアプリケーションフレームワークは世界初になるという。日本語のマニュアルも用意されている
フレームワークOpenRRは、コマンドやGUIコントローラを使ってロボットを制御する機能を提供するもので、Linux(Ubunts)、MacOS、WindowsをOSとしてサポート。Linuxでは、ロボティクスOSであるROSやROS2、MacOSではROSをデバイスドライバのように利用する機能も備える。創業者&代表取締役CEOである小倉 崇氏が個人で開発していたキネマティクス(kinematics)ライブラリやロボットモデルパーサーなどロボット開発に必要なライブラリが加わり、version 0.1としてリリースされている。