Microsoftは4月24日(米国時間)、Microsoft 365サービスにおいて検索機能が利用できない可能性がある問題を調査していると伝えた。Microsoft TeamsやOutlook (デスクトップ版とオンライン版双方)、Exchange OnlineやSharePoint Onlineで検索機能が動作していない場合、この問題に該当している可能性がある(参考「Microsoft 365 Status / @MSFT365Status」)。
Microsoftは@MSFT365Statusを通じて、次のような順序で報告を行った。
- 検索機能に影響する問題に対処するため、修正プログラムを開発して展開するための内部検証を行っている。修正プログラムの社内テストは最終段階に入っている
- 修正は1次修正と2次修正の2段階にわたって展開している。詳細は管理センター「MO545600」から参照できる
- より長期的な修正のための検証を継続している
関連性は示されていないが、同時期にMicrosoft Teams (コンシューマ)に問題が発生していることも報告されている(参考「サービスの状態 - portal.office.com」)。
Microsoftは2023年1月末、ルータの設定変更に起因する世界規模でMicrosoft 365の不具合発生を経験した。こうした不具合が発生した場合、Microsoftはいくつかのチャンネルで情報を提供している。ステータスページを確認する方法もあるが、初期の監視報告としてはTwitterアカウント「Microsoft 365 Status (@MSFT365Status)」のメッセージを確認する方法が扱いやすい。
ユーザーが影響を受ける可能性がある場合はこのアカウントを通じてメッセージが出されることが多く、不具合発生を比較的素早く確認することができる。